根角ボルト・角根丸頭ボルト
先日、「根角ボルト(角根丸頭ボルト)」のご注文がありましたので、こちらでもご紹介します!
根角ボルト(角根丸頭ボルト / Cap square neck bolts)は、丸い頭部の根元(首下)に四角い角部(角根)が設けられたボルトです。
1. 構造と特徴
・回転止め機能:取り付け先の部材(木材や角穴を施した金属など)に四角い角根部をはめ込むことで、締め付け時やねじを回した際にボルト自体が共回りするのを防ぎます。
・工具穴のない丸頭:頭部(丸頭)の表面にはドライバー溝や六角穴などの工具を差し込む溝がありません。そのため、頭部側からの取り外しや悪戯(改ざん)を防止する効果があります。
・引っかかりにくい低頭デザイン:頭部が球面状(丸頭)で滑らかなため、衣類や作業工具、人などが引っかかりにくい安全な形状をしています。
2. JIS規格と形状区分(JIS B 1171)
規格(JIS B 1171)上、頭部の形状によって主にA形とB形に区分されます。
| 比較項目 | 標準頭 A形(1種) | 広頭(大頭) B形 |
|---|---|---|
頭部径 (dk) | 標準サイズ (例:M8➔18mm / M10➔22mm / M12➔26mm) | A形(1種)より大きい(広頭) (例:M8➔20mm / M10➔24mm / M12➔30mm) |
頭部デザイン ・特徴 | 標準的な傘径を持つ角根丸頭形状。 | 頭部径を大きく広げることで、接地面の面圧を分散させる設計。 |
角根部 (首下角) | 首下に四角い角部があり、締め付け時の共回りを防止。 | A形と同様に首下に四角い角部があり、しっかりと固定可能。 |
主な ねじ先形状 | ・あら先(鉄 ・平先(ステンレスの一部など) | ・あら先 ・丸先(熱間成形品など) |
おすすめ 用途・場面 | ・汎用的な固定用途全般 ・標準的な丸頭ボルトが必要な場所 | ・木材など柔らかい部材へのめり込みを防ぎたい場合 ・取り付け部材の穴径がやや大きい、または面圧を分散したい場合 |
根角ボルト A形(1種)
根角ボルト B形 半ねじ
3. 主な用途
・木工・建材・家具:木材同士や木材と金属の接合(木材に四角い穴が開くことで強固に固定されます)。
・遊具・屋外設備:引っかかりによる怪我を防ぎたい公園の遊具やフェンス、ベンチなど。
・防犯・保安設備:外側から工具で緩められたくないガードレールや各種ラックなどの固定。
根角ボルトのJIS規格は「JIS B 1171:2015」が最新ですが、昔からの流動性などから旧規格の「旧JIS B 1171:1987(参考規格)」を採用されている傾向がございます(弊社調べ)
そのため、弊社が取扱いしている頭部・各寸法は旧規格を参考に管理しております。
JIS規格上での正式名称は「角根丸頭ボルト」です。
しかしながら、「根角ボルト」の呼び名の方が出回っているので、弊社では普段から「根角ボルト」の呼びで応対させて頂いております
しかしながら、「根角ボルト」の呼び名の方が出回っているので、弊社では普段から「根角ボルト」の呼びで応対させて頂いております
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株式会社 ネジマツ
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