溶接ナット(Weld nuts)【六角溶接ナット・四角溶接ナット・T形溶接ナット】
溶接ナットの主な形状・種類
大きく分けて「六角溶接ナット」、「四角溶接ナット」、「T形溶接ナット」の3つの形状があります。
六角溶接ナット(1A形 / 1B形 / 1F形など)
・一般的な六角形の形状をした溶接ナットです。
・1A形・1B形などの違いは、裏面(溶接面)の構造や突起・パイロット(位置決め用の首)の設計によるものです。
・パイロットと呼ばれる丸い突起(段差)がついているタイプは、相手の板に開けられた下穴にピタッとはまり、溶接時の芯出し(位置決め)が容易になります。
1A型:パイロット付き 1B型:パイロット無し で区別されております
六角ウエルドナットの突起は、溶接突起物(足や爪など)とも呼ばれており、この3点を板金に溶接することで、ウエルドナットの取り付けを行います。
突起があるタイプのウエルドナットは、スポット溶接やプロジェクション溶接などの溶接方法を用いる際に使用されるのが一般的です。
・四角形(正方形)の形状をした溶接ナットです。
・六角形に比べて外周の面積を大きく取れるなどの特徴があります。
●四角(よすみ)の肉を押し出す事で、溶接部の足を成形します。
●形状は真上から見ると真四角となり、「内足」や「立足」といった呼び方もあります。
・フランジ(つば)が左右に広がった、長円形やT字に近い形状をしています。
・2A形・2B形は「スポット溶接用」で溶接用の突起(プロジェクション)がありません。平らな面を直接スポット溶接(抵抗溶接)で接合します。
●規格はJIS規格と、メーカー規格である太田プレス製があります。
(当社在庫品は太田プレス製となります。)
●1A、1B、2A、2Bの4タイプあります。
1A形 パイロット付 ダボ付
1B形 パイロット無 ダボ付
2A形 パイロット付 ダボ無
2B形 パイロット無 ダボ無
溶接ナットは、確実な溶接品質と、溶接後にボルトがスムーズに入る精度を保つため、JIS規格で細かく寸法管理されています。
・溶接突起部(プロジェクション)の存在 1A形や1B形などの図面に見られる小さな丸い突起は「溶接突起部」です。ここに大きな電流を集中して流すことで突起を溶かし、相手の鋼板と強固に融合させる「プロジェクション溶接」を行います。
・突起や高さの厳しい精度管理 注記には、「1個のナットにおいて、溶接突起部を含む高さの最大値と最小値の差は 0.15mm以下」とし、「溶接突起部の幅の差は 0.7mm以下」と指定されています。突起の高さがバラついていると、溶接電流が均一に流れず、溶接不良(剥がれや傾き)の原因になるためです。
・パイロットと段差の規定 「パイロットと溶接突起部先端との段差は 0.15mm以上とする」といった規定があり、溶接時に突起がしっかりと相手の板に接触するよう設計されています。
・ねじ部の面取り 溶接時の熱による変形やスパッタ(火花・金属の飛び散り)がねじ山に付着するのを防ぐため、上面や下面の「ねじ部面取り(カウンターシンク)」の直径についても、「ねじの呼び径+0.5mm以上」や「ねじの谷の径よりわずかに大きい程度」といった細かな基準が設けられています。
バラ単位での対応可能です!
個人客のお客様も安心してご購入できます!!
小箱単位なら、さらにお安くできます!!!
この記事へのコメント