低頭ねじで、一番頭部が薄いのはどれ?【スリムヘッド小ねじ・ペッタンコネジ】
弊社でもよく出る「低頭ねじ」ですが、結局、どれが一番低頭(頭部が薄い)なのか、比較してみました!
低頭(ていとう)ねじとは、その名の通り「頭部が極めて薄い・低い」ねじの総称です。
一般的な「なべねじ」や「皿ねじ」では対応しきれない省スペース化やデザイン性が求められる場面で活躍します。
低頭ねじの主な種類と特徴
下記の画像にある通り、頭部の高さや形状によって呼び方が変わります。
・ローヘッド(低頭): 通常のキャップスクリューより少し低い。
・極低頭(ごくていとう): さらに低く、座面が平ら。
・スリムヘッド / 超極低頭: 画像の赤枠部分。厚みが1mm以下(M4サイズ等)になることもあり、現存するねじの中で最も頭が薄い部類です。
・シンヘッド: 頭部外径が大きく、接触面積を広げて部材をしっかり押さえるタイプ。
※サンコーインダストリー様 資料引用
低頭ねじを採用する「3大メリット」
① 省スペース・干渉防止
機器の内部で部品同士がギリギリの距離で動く場合、通常のねじ頭だとぶつかってしまうことがあります。低頭ねじなら、数ミリの隙間しかない場所でも締結可能です。
② 軽量化
頭部が薄い分、使用する金属の量が減ります。一つ一つは微々たる差ですが、ドローンや精密機器など、グラム単位の軽量化が必要な製品では大きなメリットになります。
③ デザイン性と安全性
・見た目: 頭部の出っ張りが少ないため、製品の外装に使用してもスッキリとした印象を与えます。
・安全性: 引っ掛かりが少ないため、衣類や皮膚が擦れる場所(家具やスポーツ用品など)での怪我防止に役立ちます。
【六角穴付きスリムヘッド小ねじ】
六角穴タイプ: 高いトルクをかけやすく、メカニカルな外観に適しています。
ステンレス/生地 [超極低頭] 六角穴付き スリムヘッド小ねじ (全ねじ) M3×12 (4本入り)
ペッタンコネジの最大の特徴は、独自の十字穴形状「QUASTIX(QS穴)」を採用してます
・カムアウトの防止: 頭部が極限まで薄いため、通常のプラス穴では工具が深く入りません。QUASTIXは浅い溝でもドライバーがしっかり噛み合うよう設計されており、工具が浮き上がる「カムアウト現象」を抑制します。
・専用ビットの推奨: 規格表には「QSNo.」という専用の番号が設定されています(例:M3ならQS1、M4ならQS2) 。
ペッタンコネジ(QUASTIX) 48個 3 X 12 鉄/三価ホワイト
低頭ねじ 規格比較表(M3・M4サイズ抜粋)
各ねじの「頭の大きさ(頭径)」と「頭の厚み(頭高)」を比較すると、以下のようになります。
| ねじの種類 | 穴の形状 | M3 頭径 (D) | M3 頭高 (k) | M4 頭径 (D) | M4 頭高 (k) |
| (+) スリムヘッド小ねじ | 十字穴 | 6.0mm | 0.8mm | 8.0mm | 0.9mm |
| 六角穴付 スリムヘッド | 六角穴 | 6.0mm | 0.8mm | 8.0mm | 0.9mm |
| ペッタンコネジ | QUASTIX穴 | 6.0mm | 0.7mm | 8.0mm | 0.9mm |
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