スレッドローリングスクリュー【サンロック】
今回は、「サンロック」のご紹介です!
「サンロック」は「スレッドローリングスクリュー」という大きなカテゴリーに属しています。
これは、ねじ込む際に相手材を削るのではなく、押し広げて(塑性変形させて)自らめねじを形作るタイプのねじです。
※サンコーインダストリー様 資料引用
サンロックの独自性
他のねじ(タップタイトやデルタイト)との決定的な違いは?
・断面形状の特殊性: 「ねじ山の頂点がスパイラル状」他のねじがおむすび形(三角形)の断面を維持しているのに対し、サンロックはねじ山の頂点自体が螺旋状に工夫されており、よりスムーズな食い付きを実現しています。
・材質のバリエーション: 資料には「SUS 410」や「NSSC 550」といったステンレス系の材質。これにより、プラスチックだけでなく、ある程度の硬度がある薄鋼板などにも対応できる耐久性を持っています。
・ねじの呼び(サイズ): 3~6mm が一般的とされています。
スレッドローリングスクリュー共通のメリット
サンロックを含むこのグループのねじには、以下の5つの大きな特長があります
・タップ立てが不要: あらかじめめねじを切る必要がないため、工程を大幅に短縮できます。
・ねじ込みトルクが低い: 特殊な断面形状により、軽い力で締めることが可能です。
・切削粉(カス)が少ない: 削り取るのではなく「押し広げる」ため、精密機器の内部でゴミが出るのを嫌う場所に最適です。
・耐久性に優れている: 相手材を塑性変形させることで密着度が高まります。
・保持力が高くゆるみにくい: 戻り止めの効果が強く、振動に強いのが特徴です。
「3種タイプ」と「2種タイプ」の違い
ねじの先端形状と互換性を示しています。
・3種タイプ(小ねじと互換性あり): ねじのピッチ(山の間隔)が「並目(なめ)小ねじ」と同じです。もしサンロックを外した後に、普通のボルト(小ねじ)をねじ込もうと思えば、そのまま入ります。修理やメンテナンス性が高いのがメリットです。
・2種タイプ: タッピンねじ特有のピッチで、小ねじよりも山が粗くなっています。より素早く締め付けることができ、樹脂などへの食いつきが強力です。
【サンロック皿小頭】
小頭皿サンロックD=8 ステンレス 5×12 (20個入)
主要形状の寸法・規格表
| 形状名 | 呼び径 (d) | ピッチ (p) | 頭部径 (dk/S) | 頭部高さ (k) | 十字穴番号 |
| ナベ | M3 〜 M6 | 0.5 〜 1.0 | 5.5 〜 10.5 | 1.85 〜 4.1 | 2 / 3 |
| トラス | M3 〜 M6 | 0.5 〜 1.0 | 6.4 〜 14.0 | 1.75 〜 3.9 | 1 〜 3 |
| 皿 | M2.5 〜 M5 | 0.45 〜 0.8 | 4.6 〜 10.0 | 1.25 〜 2.8 | 1 / 2 |
| 皿(小頭) | M4 / M5 | 0.7 / 0.8 | 6.0 / 8.0 | 1.4 / 1.9 | 2 |
| 六角 | M6 | 1 | (S) 10.0 | 4 | - |
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