額縁(フォトフレーム)の背板を固定する金具【トンボ、ささ、葉型】

先日、額縁(フォトフレーム)の背板を固定する金具「トンボ等」の見積もり依頼がありました!

1. トンボ

最もポピュラーなタイプです。その名の通り、羽を広げた「トンボ」のような形状をしていることからそう呼ばれます。

・仕組み: 額縁の枠側にネジで固定し、金具を回転させることで背板を押さえたり、外したりできます。

・特徴: * プラスチック製と金属製(黒色やニッケルメッキ)があります。

  厚みのある作品(油絵など)には、高さを調節できる「バネ付きトンボ」も存在します。

  寸法例(画像2枚目): 全長2.3cm、ネジ穴0.3cmといった標準的なサイズ感で、非常に汎用性が高いです。

額縁金具 トンボ ブラック(200個セット)ネジ付き トンボセット 






2. ささ

「ささ」は、笹の葉のような細長い形状をしている金具です。

・特徴: トンボに比べてスリムで、狭いスペースや細い額縁の枠に適しています。

・穴の種類:

 さら穴(皿穴): ネジの頭が平らにおさまるよう、穴の周りがすり鉢状に凹んでいます。

 釘穴: 平らな穴で、小さな釘で打ち付けて固定する場合に使われます。

 バリエーション: 画像にあるように「大・中・小」とサイズ展開が豊富で、作品の大きさに合わせて強度を選べます。




3. 葉型

その名の通り、植物の「葉っぱ」のような丸みのある形をしています。

・特徴: 先端が少し尖っており、より木の葉に近いデザインです。

・用途: 「ささ」と同様に、回転させて背板を止めます。デザイン性が高いため、アンティーク調の額縁や高級な木製フレームで見かけることが多いです。

・サイズ: 「NO.8」「NO.6」「NO.4」のように番号でサイズ管理されており、数字が大きいほどサイズも大きくなります。



トンボ・ささ・葉型.jpg
※コニビオラ様 資料引用

まとめ・使い分けのヒント

種類おすすめの用途
トンボ
一般的なフォトフレーム、ポスターパネル。
最も安価で手に入りやすい。
ささ
フレームの幅が狭いもの、または複数の箇所で細かく固定したい場合。
葉型
伝統的な木製額縁や、見た目の美しさを重視する工芸品など。

サイズ選びのポイント

金具を選ぶ際は、以下の2点をチェックしてください。

・フレームの「かかり」: 金具を回転させたときに、背板(裏板)に5mm〜10mm程度重なる長さがあるものを選びます。短すぎると外れやすく、長すぎると表から金具が見えてしまいます。

・ネジの長さ: 金具自体の厚みは1mm程度ですが、固定するネジはフレームの厚みの半分〜3/4程度(一般的には8mm〜12mm程度)のものを選び、裏側に突き出さないよう注意が必要です。


トンボをセットする




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