大きいツバ(羽)の蝶ボルト

先日、「大きいツバ(羽)の蝶ボルト」の問い合わせがありましたので、こちらでも

蝶ボルト(ウィングボルト)は、工具を使わずに指先で締めたり緩めたりできる便利なネジです。

用途や製造方法、見た目の違いによっていくつか主要な種類があります。

蝶ボルト各種.jpg

1. 製造方法による分類

最も一般的な分類は、どのように作られたかによる形状の違いです。

種類(呼称)特徴主な用途
1形(冷間圧造)つまみ部分が大きく、角が丸まっていて掴みやすい。見た目が綺麗。
一般的な機械、DIY、家具。
2形(プレス)板材を曲げて作られており、つまみの中が空洞になっている。軽量。
家電、軽作業、コスト重視の場所。
3形(鋳物)溶かした金属を型に流して作る。ごつごつした質感で強度がある。
重機、農機具、工業用設備。

2. 材質による分類

使用する環境(錆びやすさや強度)によって材質を選びます。

 ・鉄(スチール): 最も安価。三価クロメートやユニクロメッキなどの表面処理が施されるのが一般的です。

 ・ステンレス: 非常に錆びにくいため、屋外、水回り、食品工場などで多用されます。

 ・樹脂(プラスチック): 絶縁性が必要な場所や、軽量化したい場所、手への当たりを優しくしたい場所に使われます。

 ・真鍮(黄銅): 通電性が良く、装飾性も高いため、電気部品やアンティーク調の家具に使われます。


羽が大きい蝶ボルトの主な種類

1. 冷間蝶ボルト 1種(1形)

つまみ部分が大きく、全体的に丸みを帯びた形状をしています。

 ・特徴: 鍛造や冷間圧造で作られており、肉厚で高級感があります。

 ・メリット: 指が痛くなりにくく、大きなトルク(力)をかけやすいです。

 ・見た目: 羽の先端が丸く、どっしりとした印象です

冷間蝶ボルト(1種) 250個 レイカンチョウBT(1シュ) 6 X 15 鉄





2. 冷間蝶ボルト 2種(Hタイプ)

2種(2形)は羽が少し角ばっていますが、その中でも**「Hタイプ(High)」**は大型サイズとして作られています。

 ・特徴: Hは「大型」、Rは「小型」を指します。

 ・メリット: 標準的な蝶ボルト(Rタイプ)よりも羽の幅や高さが大きく設計されており、しっかり握れます。

冷間蝶ボルト(H) 300個 レイカンチョウBT(H)D=31 6 X 15 鉄






3. プレス蝶ボルト(高形)

板材をプレスして作ったタイプにも、羽が高い「高形」が存在します。

 ・特徴: 中が空洞なので軽量ですが、羽の面積を大きく取ることで回しやすさを向上させています。






サイズ感の比較(例:M6サイズの場合)

同じネジの太さ(M6)でも、種類によって羽の幅(D)がこれだけ変わります。

種類羽の幅(D)の目安特徴
冷間蝶ボルト
Rタイプ
(小型)
約27mm
一般的でコンパクト
プレス蝶ボルト約25mm軽量で安価
冷間蝶ボルト
1種
(大型)
約32mm
最も大きく回しやすい
冷間蝶ボルト
Hタイプ
(大型)
約31mm
角ばっていて大きい


 ただ、今回は10×35というかなり太いサイズだったため、H形ではM8までだったりしたのでR形で決まりました!

【冷間蝶ボルトR形】
冷間蝶ボルトR形.jpg
※サンコーインダストリー様 資料引用








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