キャスターの種類と選び方

2025年、最後の投稿は「キャスター」について!

キャスターは、台車の使い勝手や寿命を左右する非常に重要なパーツです。用途に合わないものを選ぶと、移動が重くなったり、床を傷つけたり、すぐに壊れたりする原因になります。

選ぶ際のポイントを「車輪の動き」「材質」「取付方法」の3つの視点で整理して解説します。

1. 車輪の動き(旋回か固定か)

台車の操作性を決める最も基本的な要素です。

 ・自在(じざい)キャスター: 360度回転し、あらゆる方向に進めます。小回りが利きます。

 ・固定(こてい)キャスター: 前後にしか動きません。直進安定性が高く、フラフラしません。

 ・ストッパー付: 坂道での停車や、荷積み時の安全確保に必須です。

【一般的な組み合わせ】 家庭用や店舗用の台車では、**「前輪:自在 / 後輪:固定」**の組み合わせが一般的です。これで「直進しやすく、曲がりやすい」操作感になります。


2. 車輪の材質(床との相性)

「どこで使うか」によって最適な材質が異なります。

材質特徴向いている場所
ゴムクッション性が高く、静か。多少の凹凸も乗り越えやすい。
屋外、工場、一般家庭
エラストマーゴムの柔らかさとナイロンの強さを併せ持つ。床に跡がつきにくい。
オフィス、病院、店舗
ナイロン硬くて摩擦が少なく、重い荷物も軽く動かせる。
カーペット、滑らかな床
ウレタン耐摩耗性・耐油性に優れ、非常に丈夫。
油を使う工場、倉庫

3. 取付方法(形状)

台車本体の取り付け部分に合わせて選びます。

 ・プレート式: 平らな板をネジ4本で固定するタイプ。最も強度が高く、一般的な台車に使われます。

 ・ねじ込み式: 支柱にネジが切ってあるタイプ。スチールラックや軽量の家具によく使われます。

 ・差し込み式: 穴に軸をパチンと差し込むタイプ。オフィスチェアなどに多いです。


4. 失敗しない「選び方」のステップ

① 許容荷重を確認する

「載せる荷物の重さ + 台車自体の重さ」を計算します。 計算式: 許容荷重(1個あたり) ≧ 総重量 ÷ 4 × 0.8 (※4輪の場合、3輪で支える想定で余裕を持たせるのが安全です)

② 車輪の直径(サイズ)を決める

車輪は大きければ大きいほど、段差に強く、転がりが軽くなります。

 ・段差がある・屋外で使う → 100mm以上

 ・平坦な室内・コンパクトさ重視 → 50〜75mm

③ 床を汚したくない場合

ゴム車輪は黒いゴム跡(マーキング)が床に残ることがあります。室内で使うなら「グレーゴム」や「エラストマー」、「ナイロン」を選ぶのが鉄則です。


キャスターを選ぶときに注意することって?








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