消防設備に役立つ工具
今回は、消防設備士などが使う、消防設備に役立つ工具のご紹介です!
消防設備士が必要とする工具類は、工事や整備(設置・改修)を行うのか、それとも点検を行うのか、また取り扱う消防設備の種類によって大きく異なります。
今回は、点検作業と基本的な作業で一般的に使用される主要な工具をご紹介します。
点検作業で特に重要な専用試験器
特定の消防設備の機能を確認するために必須となる専用の工具です。
・熱感知器用試験器(通称:あぶり棒): 熱感知器に熱を与え、作動を確認します。
・煙感知器用試験器(加煙試験器): 試験用のガスや煙を感知器に当て、作動を確認します。
・加ガス試験器: ガス漏れ火災警報設備の警報器を作動させるために使用します。
・絶縁抵抗計(メガー): 電気配線や回路の絶縁抵抗を測定し、漏電がないかを確認します。25Vや500Vなど、測定対象に応じて使い分けます。
・テスター(回路計、電圧・電流計): 回路の導通、電圧、電流などを測定し、正常に電気が流れているかを確認します。
・騒音計: 非常警報装置などの警報音圧を測定し、定められた音量が出ているかを確認します。
・誘導灯・非常灯点検棒: 高所にある誘導灯や非常照明の点検スイッチを操作するために使用します。
・ストップウォッチ: 感知器の作動時間や遅延時間などを測定します。
・圧力計、ピトーゲージ: 消火栓やスプリンクラーなどの放水圧力を測定します。
基本的な工事・整備・点検で使う一般工具
・ドライバー(プラス・マイナス): 受信機や感知器のカバー、端子などのネジの開け閉めに使用します。マグネットタイプや電動ドライバーも便利です。
・ニッパー・ペンチ: 電線の切断、曲げ加工、固いネジを回す際などに使用します。
・ワイヤーストリッパー: 電線の被覆を剥がすために使用します。
・スケール(メジャー): 寸法測定に使用します。
・懐中電灯・ヘッドライト: 天井裏や受電盤内部などの暗所での作業に必須です。
・ハンマー(玄能): 軽天や配管の支持金具の固定、ハツリ作業などに使用することがあります。
・水平器: 設備の設置時に水平を確認します。
・腰袋(工具差し): 工具を効率よく持ち運び、作業性を高めるために使います。
使用する工具は、自身が担当する消防設備士の免状の種類(甲種/乙種、第1類~第7類)や、工事、整備、点検といった作業内容によって必要なものが変わってきます。
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