ガードパイプ用ボルトの種類と規格
先日、「ガードパイプ用の取り付けボルト」のお問い合わせがありました。
ガードレールやガードパイプのパイプ部分(ビームやレール)の取り付けには、主に**角根丸頭ボルト(かくねまるあたまボルト)**が使用されます。
角根丸頭ボルトの特徴
・形状と機能:
頭部が丸いため、車両が接触した際の引っかかりを少なくし、安全性を高めます。
頭部に十字穴や六角穴がなく、首元が四角い根角になっています。
この根角をパイプやブラケットの四角い穴に通して使用することで、ボルトの頭部の回転を防ぎます。これにより、ナット側からしか締め付けや緩めができない構造となり、道路外側からのいたずら防止や盗難防止に効果を発揮します。
外観がシンプルで、美観の保持にも役立ちます。
・規格:
一般的に、M12やM16などのサイズのボルトが使用されますが、具体的なサイズはガードレールやガードパイプの種類、設置箇所、および強度種別によって異なります。
ボルト・ナットは、JIS規格(例:JIS B 1180「六角ボルト」、JIS B 1181「六角ナット」など)に準拠したものが使われます。
ガードレールやガードパイプは、その強度種別(C種、B種、A種など)やメーカーにより、使用されるボルトの材質、サイズ、長さなどが細かく規定されています。
【取り付け・テクニック】鉄角根丸頭ボルトの説明。
鉄角根丸頭ボルトの説明を動画にてご紹介。
【根角ボルト(全ねじ)】
弊社の取り扱いしてるのは「A形は1種」になります
【根角ボルト(半ねじ)】
【8T根角ボルト(B形)】
8T相当・パーカー処理品・B形 で取り扱いがございます
| 項目 | ガードレール・ガードパイプのパイプ取り付け | トルシア形高力ボルトの主な用途 |
| ボルトの種類 | 角根丸頭ボルト | トルシア形高力ボルト |
| 主な機能 | いたずら・盗難防止と安全性の確保(丸い頭部) | 高い締結力(軸力)の確保と施工管理の容易さ |
| 構造物の種類 | 道路防護柵、交通安全施設 | 鉄骨造の建築物や橋梁など、高い強度と信頼性が求められる構造物 |
| 締結方法 | ナット側からの手締付または電動工具による締付 | 専用の電動レンチによるせん断締結(ピンテールが破断することで完了) |
ガードレールやガードパイプの主要なパイプ取り付けには、強度と安全性を考慮し、主に角根丸頭ボルト(M12やM16などの大きな径)が使われます。
トラス小ねじが不向きな理由
トラス小ねじは、その特性からガードレールやガードパイプの主要な構造部の締結には適していません。
1強度の問題:
・トラス小ねじは、一般的に小ねじの分類であり、家電製品の筐体や家具、薄い金属板の固定など、比較的低い締結力が求められる用途に使用されます。
・車両の衝突荷重を受けるガードレールの主要な結合部には、小ねじよりもはるかに高い引張強度とせん断強度を持つボルトが必要です。
2いたずら防止の問題:
・トラス小ねじの多くは、頭部に十字穴(プラス)やすりわり(マイナス)があり、ドライバーなどの工具で簡単に締めたり緩めたりできてしまいます。
・ガードレールのボルトは、いたずらや盗難を防ぐため、外側から回せない角根丸頭ボルトが採用されています。
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