チェーン(くさり)の選び方
先日、「チェーン」(鎖)の見積もり依頼がありましたので、こちらでもご紹介します!
一般的な鎖(チェーン)のサイズを測るには、主に以下の点を確認します。
チェーンの主なサイズの測り方
・線の太さ(線径):
チェーンを構成している丸い輪(リンク)を作っている金属線の直径を測ります。
ノギスを使うと正確に測れます。定規の場合は、リンクを横から見て、線の部分の太さを測ります。
・内径(リンクの内側の寸法):
輪っかの内側の、縦と横の長さを測ります。これによって、チェーンに何かを通すことができるか、またはどのくらいの大きさのフックなどにかけられるかが分かります。
・外径(リンクの外側の寸法):
輪っかの外側の、縦と横の長さを測ります。
このチェーンを何に使用されるかによって、特に重要な寸法が変わってきます。
・例えば、アクセサリー用なら「線の太さ」や「内径」。
・物を吊るす用途なら「線の太さ」や「材質」。
今回、お見積り依頼があったのは「リンクC」タイプのチェーンでした!
※ニッサチェイン様 資料引用
ニッサチェイン 鉄ユニクロ リンクCタイプチェーン 参考使用荷重6kg 30m
チェーンの種類の違い
| 種類 | リンク(環)の形状・特徴 | 主な用途 |
| リンクチェーン | シンプルな丸や楕円の環を繋げた、最もオーソドックスな形状。武骨で丈夫。 | 産業用途、係留、吊り下げ、防犯、一般的な連結。 |
| マンテルチェーン | 環の一つ一つが90度ひねられた形状(ツイスト)をしている。装飾性が高い。 | 装飾、アクセサリー(特にアジャスターや留め具としても)、洗面台などの栓の連結。 |
| ビクターチェーン | シンプルな環ではなく、複雑に曲げられた形状のリンクを溶接せずに繋ぎ合わせている。しなやかでねじれにくい。 | 船舶用(JIS規格品)、浴槽や洗面台の栓、アクセサリー(ボールを組み合わせたものなど)。 |
1. リンクチェーン(Link Chain)
・特徴: 最も基本的で歴史の古いチェーンで、丸や楕円のシンプルな環を連続して繋げた形状です。
一般的に溶接で環の口を閉じているため、強度が高く丈夫です。
・用途: 船舶の係留、荷物の吊り下げ、防犯用の柵やゲート、など、高い強度が必要な幅広い用途に使用されます。
2. マンテルチェーン(Mantel Chain)
・特徴: リンクチェーンと異なり、環の一つ一つが90度ひねられている(ツイストしている)のが特徴です。
環の溶接部分が目立ちにくく、装飾性が高い仕上がりになります。
ピッチの大きさで「ショートマンテル」「マンテル」「ワイドマンテル」に分けられることがあります。
・用途: アクセサリー(ネックレスなど)として使われるほか、環の空間が広いため、ネックレスの長さ調節用のアジャスターチェーンとしてもよく使われます。
3. ビクターチェーン(Victor Chain)
・特徴: 複雑な曲げ形状をしたリンクを、溶接などの後加工なしで組み合わせて作られるチェーンです。
一般的なリンクチェーンよりもしなやかで手触りが良く、ねじれにくいという特性があります。
ただし、強度自体はリンクチェーンに劣る場合があります。
・用途: 複雑な曲げ形状による安定した強度が得られるため、船舶用(JIS規格品など)として使用されることもあります。
また、洗面台や浴槽の栓と本体をつなぐチェーンとしても見られます。
要するに、リンクチェーンはシンプルな環で強度重視、マンテルチェーンはひねりのある環で装飾性重視、ビクターチェーンは複雑な曲げ形状でしなやかさやねじれ防止が特徴です。
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