鉄筋棒(丸棒・異径)、溶接アンカー、差筋アンカー
久しぶりに「鉄筋棒」のご注文があったので、こちらでもご紹介します!
「鉄筋棒」という言葉は、一般的にコンクリート補強に使う棒状の鋼材全体を指す総称です。
この「鉄筋棒」は、表面の形状によって主に以下の2種類に分けられ、このうちの1つが異形鉄筋棒です。
したがって、「鉄筋棒」と「異形鉄筋棒」の関係は、「鉄筋棒」という大きな分類の中に「異形鉄筋棒」が含まれる、という関係になります。
| 種類 | 異形鉄筋棒(異形棒鋼) | 丸鋼(丸棒) |
| 表面の形状 | リブ(節)と呼ばれる凹凸の突起がある。 | ツルツルしていて凹凸がない。 |
| コンクリートとの付着 | 極めて強い。凹凸がコンクリートとがっちり噛み合うため、鉄筋が抜けにくい。 | 弱い。コンクリートとの付着力が低く、抜けやすい。 |
| 主な用途 | 現在の鉄筋コンクリート構造の主要な鉄筋として、柱、梁、床、壁、基礎などに広く使われる。 | かつては主筋にも使われたが、現在はスペーサーや鉄骨の補強材、またはボルトなどの二次製品の材料など、限定的な用途に使われる。 |
| 材料記号 | SD (Steel Deformed Bar) + 強度を表す数字(例:SD295、SD345) | SR (Steel Round Bar) + 強度を表す数字(例:SR235、SR295) |
異形鉄筋
異形鉄筋は、鉄筋コンクリート構造をはじめとする鉄骨鉄筋コンクリート構造、鉄骨造の基礎部分、ブロック構造の補強など、コンクリートやモルタルを用いる建造物や構造物で用いられる。
「鉄筋棒」「溶接アンカー」「差筋アンカー」は、コンクリート構造物において、鉄筋の接合や固定、コンクリート同士の一体化を目的として使われますが、その形状、機能、用途、施工方法に違いがあります。
| 項目 | 鉄筋棒(異形鉄筋) | 溶接アンカー | 差筋アンカー |
| 形状・構成 | 鉄筋コンクリート用の棒鋼(表面に凹凸がある異形棒鋼が一般的) | 鉄筋棒の端部に、コンクリートに埋め込むためのアンカープレートや頭部(スタッド)などを溶接したもの。 | あと施工アンカーの一種。アンカー拡張部(メカニカル式)や接着剤(ケミカル式)と、鉄筋棒が一体化または組み合わされた製品。 |
| 主な機能 | コンクリートの引張応力を負担し、構造物全体の強度と粘り強さを確保する。 | 鉄筋とコンクリートを強固に接合し、主にせん断力や引張力を伝える。構造部材を他の部材に固定する役割も担う。 | 既設コンクリートに後から鉄筋を固定し、新設コンクリート(増設・増築部分)と一体化させる(打ち継ぎ)。 |
| 施工方法 | 型枠内に配置し、コンクリート打設時に一緒に埋め込む(先付)。 | 型枠内に配置したり、鉄骨部材などに溶接してからコンクリートを打設して埋め込む(先付)。 | 既設コンクリートに穿孔し、アンカーを挿入・固定する(機械的に拡張、または接着剤で固定)。後から施工(あと施工アンカー)。 |
| 主な用途 | 基礎、柱、梁、床版、壁などの主要構造部材。 | 鉄骨とRC(鉄筋コンクリート)造の接合部、せん断補強、機械類の固定、橋梁など。 | 既設構造物への増設・改修工事。ブロック塀の補強、土間や犬走りの打ち継ぎ、非構造部材の補強・固定など。 |
溶接アンカー ASタイプ(本体打込み式アンカー)
鉄筋棒の端部などに、コンクリートへの定着を強固にするための部品(例えば、プレートや円錐形の頭部など)を溶接して一体化したものです。
・**スタッドジベル(スタッドアンカー)**などが代表的で、主に鉄骨とコンクリートを一体化させる合成構造や、部材のせん断補強に用いられます。
・溶接することで、鉄筋とアンカー部品が一体となり、高い耐力を持つ強固な定着を実現します。
既設のコンクリート構造物に対して、後から(あと施工)鉄筋を差し込んで固定するために開発されたアンカーです。
・新しいコンクリートを既存の構造物に打ち継ぎ、一体化させる目的で使用されます。
・**機械式(金属拡張式)や接着系(ケミカルアンカー)**があり、金属拡張式の場合は、アンカーの拡張部と鉄筋棒が一体化した製品が多く、打ち込むことでコンクリート内で固定されます。
・本来の構造的な「差し筋」(コンクリート打設前にあらかじめ鉄筋を出すこと)に比べて強度が劣る場合があり、主要な構造部材には使用できないことが多いですが、軽微な増設や補強、非構造部材の固定などに広く使われます。
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