骨に使用される医療用ネジ【生体吸収性材料のねじ】
なかなか、医療用ネジについて仕事上関わることはありませんが、(過去に一度だけチタン製の医療用ねじの問い合わせがあっただけ)
いざ、自分が骨折してみると医療用ネジに興味がわいてきました。
そもそも、国内で製造してるのかも知りませんでした!
骨に使用される医療用ネジ(骨接合用インプラント)を製造・販売しているメーカーは国内外に多数あります。
特に整形外科分野では、骨折の固定や矯正手術などに用いられるネジ、プレート、人工関節などの製品は、世界的に事業を展開する大手医療機器メーカーや、専門性の高いメーカーによって開発・供給されています。
代表的なメーカー(企業名やブランド名)としては、以下のような例が挙げられます。
| 分野 | 主な企業・ブランド名 | 概要 |
| 世界的企業 | Stryker (ストライカー) | 整形外科分野で世界的に広く知られています。 |
| Zimmer Biomet (ジンマー・バイオメット) | 人工関節や骨折治療製品などを手広く扱っています。 | |
| DePuy Synthes (デピュー・シンセス) | ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)グループ傘下で、 整形外科分野で非常に大きなシェアを持っています。 | |
| 国内企業 | 京セラ (京セラメディカル) | 歯科インプラントや人工関節など、 日本の骨インプラント分野で実績があります。 |
| 帝人メディカルテクノロジー | 人工骨や吸収性インプラント(時間とともに体内に吸収されるネジなど) の開発に注力しています。 | |
| ミズホ (ミズホ株式会社) | 骨接合用器具などを製造・販売しています。 |
補足情報:骨ネジの特徴
骨に使用されるネジは、治療部位や目的に応じて様々な種類があります。
・材質:主にチタン合金(生体適合性が高い)やステンレスが用いられます。近年は、治療後に取り出す必要がない生体吸収性材料(例:ポリ乳酸と人工骨の複合材料など)で作られたネジも開発されています。
・用途:
骨折固定:骨折した部位を安定させるために使われます。
骨切り術:骨を意図的に切って形を整える手術(矯正など)の固定に使われます。
人工関節:人工関節の構成要素の固定などに使われることもあります。
最終的に患者さんに使用される製品は、手術を行う医療機関が、患者さんの症状や骨の状態、そして製品の安全性、機能性、過去の実績などを総合的に考慮して選定します。
体内で早期に骨と一体化する生体活性骨修復材料の開拓
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