平座金(平ワッシャー)やSW(スプリングワッシャー)の効果とは?
先日、「平座金(平ワッシャー)の効果」について聞かれたので、こちらでも紹介します!
平座金(ひらざがね)は、ボルトやナットの締め付け時に使用される部品で、以下のような効果があります:
・圧力分散:ボルトやナットの締め付け力を広い面積に分散させることで、締め付け部分の材料が損傷するのを防ぎます。
・緩み防止:振動や衝撃によるボルトやナットの緩みを防ぐ効果があります。特に、平座金とスプリングワッシャーを併用することで、緩み防止効果が高まります。
・摩擦低減:ボルトやナットの回転時に発生する摩擦を低減し、締め付け作業をスムーズに行うことができます。
・表面保護:締め付け部分の表面を保護し、傷や変形を防ぎます。
これらの効果により、平座金はさまざまな組み立て作業や機械のメンテナンスにおいて重要な役割を果たしています。
ボルトに入れる平ワッシャーやスプリングワッシャーの役割とは?順番もある?わかりやすく解説!
この平ワッシャーやスプリングワッシャーにはそれぞれ役割があり、とりつける順番もあります。 順番を間違えてしまうとボルトが緩んでしまうなど機械に不具合が発生してしまい、最悪生産がストップしてしまうなどトラブルが発生してしまいます。 そのようなことがないように今回は機械にとりついてある平ワッシャー、スプリングワッシャーの役割や組み合わせる順番について解説していきたいと思います。
スプリングワッシャー(ばね座金)は、ボルトやナットの締め付け時に使用される部品で、以下のような効果があります:
・緩み防止:スプリングワッシャーは、ばねの力を利用してボルトやナットの緩みを防ぎます。振動や衝撃が加わっても、ばねの弾力が締め付け力を維持します。
・締め付け力の均一化:スプリングワッシャーは、締め付け力を均一に分散させるため、ボルトやナットの締め付けが安定します。
・摩擦増加:スプリングワッシャーの形状により、ボルトやナットと接触する面積が増え、摩擦が増加します。これにより、緩みがさらに防止されます。
これらの効果により、スプリングワッシャーはさまざまな組み立て作業や機械のメンテナンスにおいて重要な役割を果たしています。
【スプリングワッシャー(2号)】
スプリングワッシャー2号は、一般的に使用されるスプリングワッシャーの一種です。
スプリングワッシャーは、ボルトやナットの締め付け時に使用され、緩み止めや脱落防止の効果があります。
2号は、一般用のボルトや小ねじ、ナットに適用される標準的なサイズです。
スプリングワッシャー2号の代表的な寸法は以下の通りです:
・呼び径:M2からM20まで
・内径:2.1mmから20.2mm
・外径:4.4mmから33.8mm
・厚み:0.5mmから5.1mm
これらの寸法により、さまざまな用途に対応できるようになっています。スプリングワッシャー2号は、特に一般的なボルトやナットの緩み止めに広く使用されています。
その他の座金
特殊な座金の特徴(ばね座金/ロゼットワッシャー/角座金)
角ワッシャー(かくワッシャー)は、四角形の形状を持つワッシャーで、以下のような効果があります:
・圧力分散:角ワッシャーは、ボルトやナットの締め付け力を広い面積に分散させることで、締め付け部分の材料が損傷するのを防ぎます。
・回転防止:角形のため、ボルトやナットが回転しにくく、緩みを防止する効果があります。特に木材や柔らかい材料に対して有効です。
・安定性向上:角ワッシャーは、広い接触面積を持つため、締め付け部分の安定性が向上します。これにより、しっかりと固定することができます。
これらの効果により、角ワッシャーはさまざまな組み立て作業や機械のメンテナンスにおいて重要な役割を果たしています。
【ローゼットワッシャー(挽きもの)】
丸皿頭の小ねじ、木ねじと併用すると、装飾的効果が生まれます。相手部材のザグリ加工が不要になります。
ステンレス/生地 ローゼットワッシャー M5 (2個入り)
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