木ねじとタッピングねじの違い【木材にタッピングねじは使えるか?】
今回は、「木ねじとタッピングねじの違い」についてです!
木ねじとタッピングねじは、どちらもねじの一種ですが、用途や形状に違いがあります。
木ねじ
・用途:木材に使用されるねじです。家具の組み立てや木工作業でよく使われます。
・形状:先端が尖っており、ねじ山が深く、木材にしっかりと食い込むように設計されています。
・特徴:木材に直接ねじ込むことで、強力な固定が可能です。
タッピングねじ
・用途:金属やプラスチックなど、硬い材料に使用されるねじです。電気機器や金属製品の組み立てでよく使われます。
・形状:先端が尖っており、ねじ山が鋭く、硬い材料に自らねじ山を切りながら進むように設計されています。
・特徴:下穴を開けずに直接ねじ込むことができ、強力な固定が可能です。
これらの違いを理解することで、適切なねじを選び、作業を効率的に進めることができます。
(使い分けてる?) 木ビスとタッピングビスの使用方法!意外と知らなかった使い分け方について社長が説明致します!
【皿木ねじ】
太さ(ねじ径)は1.8㎜~8㎜まであります!
※木ネジの下穴は何ミリに開ける?
下穴を開ける際には木ネジの太さの70%くらいの大きさの穴を目安にして「きり」や「ドリル」などを使用します。
木ネジはタッピングネジと違い全長の2/3ほどがねじ部になっています。
中間に挟み込んだ材料にねじ山がかからないので、密着して締め付ける力が強まるほか、戻り止めやがたつきを防止するとされています!
【皿Aタッピングねじ】
太さ(ねじ径)は2㎜~8㎜まであります!
※サンコーインダストリー様 資料引用
※タッピンねじの下穴径とは?
タッピンねじは相手材に下穴さえあれば、自ら雌ネジを成形しながら締結することができる優れもの。
雌ネジを必要としないため作業性が高く、締結にかかるコストを削減することが可能です。
タッピンねじの標準下穴径は、1種(A)・2種(B0, B1)・3種(C0, C1)により、それぞれ異なります。
木ねじの代わりに木材にタッピングネジを使用することはできますが、木痩せによる締結力の低下に注意が必要です。
タッピングネジの特徴
・木材のほか、薄鋼板やアルミ合金板、樹脂板(プラスチック板)など幅広い部材に使用できる
・ねじ自体が相手材にメネジを塑性成形するため、メネジ加工が不要
・締める物の厚みや材質にあったものを使用すれば、雌ねじ加工やタップ立てなどの前加工が不要
タッピングネジを使用する際の注意点
・木材は水分を含んでおり、年月とともに乾燥して痩せていくため、首下までネジが切られているタッピングネジは緩んでしまう可能性がある
・木材同士を接着するのには基本的には向いていない
・打ち込むときには下穴を開ける必要がある
やはり、木材には「木ねじ」や「コーススレッド」等を使用しましょう!
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