端子ねじ各種

先日、久しぶりに「端子ねじ」の問合せがありましたのでご紹介します!

(希望サイズM6)

端子ねじは、電線やケーブルを接続するために使用される部品です。

具体的には、端子台に取り付けられたネジを使って電線やケーブルをしっかりと固定します。

これにより、電気的な接続が確実に行われます。

端子ねじ.jpg

端子ねじにはいくつかの種類がありますが、主に以下のような特徴があります。

①ネジ式端子台:

・メリット: ネジでしっかりと固定できるため、接続の安定性が高いです。また、接触圧と接触面積が大きいため、大きな電流を流すことができます。
・デメリット: ネジが緩むことがあるため、定期的な増し締めが必要です。また、ネジを紛失するリスクがあります。

②スプリング式端子台:

・メリット: ネジを回す必要がないため、作業が簡単で工数を削減できます。振動による緩みも心配ありません。
・デメリット: ネジ式に比べて接触圧と面積が限定的であり、流せる電流が少ないことがあります。

端子ねじは、電気配線や制御盤の組み立てにおいて非常に重要な役割を果たします。

どのタイプを選ぶかは、使用する環境や必要な電流量によって異なります。


【端子ねじの種類】

端子ねじの角座にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴と用途があります。

以下に代表的な角座の種類を紹介します。

①標準角座:

・特徴: 正方形で、線押さえ部分が対辺方向についています。一般的な用途に広く使用されます。
・用途: 電気配線や制御盤など、さまざまな電気機器に使用されます。

②K形角座:

・特徴: 標準角座よりも大きなサイズで、より高い締付け力を提供します。
・用途: 高電流が流れる配線や、振動が多い環境での使用に適しています。

②C形角座:

・特徴: 特定の規格に基づいた形状で、特定の機器や用途に合わせて設計されています。
・用途: 特定の産業機器や特殊な用途に使用されます。

③スプリング・ワッシャー付き角座:

・特徴: 角座の上にスプリング・ワッシャーが付いており、振動による緩みを防ぎます。
・用途: 振動が多い環境や、頻繁にメンテナンスが必要な場所で使用されます。

これらの角座の種類は、使用する環境や必要な電流量に応じて選ぶことが重要です。どのタイプが最適かは、具体的な用途や条件によって異なります。

端子ねじの種類.jpg

※サンコーインダストリー様 資料引用

「スパック(SPAK)」は、波形ばね座金のことを指します。
波形ばね座金は、その波形の形状によってばね反力を大きくし、締結部の圧力を均等に分散させることで、緩みにくくする効果があります。

これにより、何度取り外しても座金を傷めず、長期間にわたって使用することができます。

スパックは、特に振動が多い環境や、緩みが発生しやすい場所での使用に適しています。

例えば、電気配線や制御盤の組み立てにおいて、接続の安定性を高めるために使用されることが多いです。


ただ、今回の希望サイズはM6とのことでした。

M3やM4は種類が多くありましたが、M6は下記のみに限られます。 

【端子ねじナベSH形】

※スパック+正方形角座(線押さえ 対辺方向)組込です。

端子ねじナベSH形.jpg

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