プラスチックの染色

弊社では、たまにプラスチック製品のネジ類を染色することがあります・・・

プラスチックの染色方法にはいくつかの種類があります。主に以下の方法が使われます:

①外部着色:

・塗装: プラスチックの表面に塗料を塗る方法です。スプレー塗装や筆塗りが一般的です。
・印刷: プラスチックの表面にインクを使って模様や文字を印刷する方法です。
・メッキ: プラスチックの表面に金属を蒸着させる方法です。装飾や耐久性向上のために使われます1

②内部着色:

・マスターバッチ: 高濃度の顔料を練り込んだ粒子状の着色剤をプラスチック樹脂と混ぜ合わせる方法です。色ムラが少なく、均一に着色できます。
・着色ペレット: 最終製品と同じ色に設定された粒子状の着色剤を使う方法です。安定した色を表現できますが、コストが高くなることがあります。
・ドライカラー: 粉末状の着色剤を使う方法です。コストが低いですが、飛び散りやすく取り扱いが難しいです。
・ペーストカラー・リキッドマスターバッチ: 液体状の着色剤を使う方法です。色ムラが少なく、飛び散りにくいですが、機材が汚れやすいです。

これらの方法を使い分けることで、プラスチック製品にさまざまな色や効果を付けることができます。どの方法が最適かは、製品の用途や求める仕上がりによって異なります。


プラスチック染色.jpg

※サンコーインダストリー様 資料引用

【MTPプラスチック染色】

MTPプラスチック染色とは、プラスチック成形品の内部に染料を浸透させて着色する技術です。

この技術は、京都の伝統的な染色技術を基に開発されました。以下の特徴があります:

①高品質な染色:

・色ムラがなく、美しい仕上がりが得られます。

②安全性:

・塩素系化合物や有機溶剤を使用せず、人体に安全な染色が可能です1
・RoHS規制やREACH規制にも適合しています1

③多用途:

・電気製品や産業機器の部品、3D造形品、食品製造機器、医療機器など、さまざまな用途に対応しています。

④小ロット生産:

・必要な数量だけ染色することができ、長期在庫の減少にも貢献します。

この技術により、プラスチック製品を高品質かつ安全に染色することができます。

さらに詳しい情報が必要であれば、お知らせください。

材料着色でも塗装でもない新しい着色方法「MTPプラスチック染色」

独自の調色技術でエンプラ、スーパーエンプラをはじめ、ポリプロピレンやポリアセタールなど、これまで困難な樹脂にも染色が可能です。ナチュラル色での成形後に必要な色を必要分だけ確保可能。在庫を抱えるリスクを抑えることが可能です。




SDNでプラスチックパーツを染色してみたという話

プラパーツをSDNという樹脂用染料を利用して着色してみましたよという内容です。


染料 樹脂用染料SDN 赤


ガンプラ、染めてみた!エアブラシでも筆でもないのに色を変えられる?

エアブラシも缶スプレーも使えない!筆塗りは苦手…そんな人に全く違う方法での塗装があってもいいじゃない?ということで、ガンプラをプラ染め太郎で染めてみました!




バラ単位での対応可能です!

個人客のお客様も安心してご購入できます!!

小箱単位なら、さらにお安くできます!!!

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だいたい納期は中1日か2日です。(メーカーの在庫状況により異なります)
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