繰り返し使えるタイプの「ゆるみ止め加工のねじ」【エフロック® (F-Lock)・アロック (ALOK)・ナイロック】
昨日、繰り返し使えるタイプの「ゆるみ止め加工のねじ」のお問い合わせがありました。
できれば、当日中にほしいとのことでした。。(六角ボルト M12×50で)
繰り返し使用可能なねじゆるみ止め加工にはいくつかの種類があります。
エフロック® (F-Lock): エフロック®は、接着剤を使わずに緩み止め(戻り止め)効果を発揮します。ナイロンの反発力を利用しており、緩み止め効果があります。特に振動の多い箇所に適しています。また、固着しないため、増し締めができ、メンテナンス性にも優れています。
アロック (ALOK): アロックは、ナイロン11がボルトのねじ断面に強固に接着し、高い摩擦力を生じることで緩み止め効果を発揮します。繰り返し使用可能で、くさび効果を持っています。
これらの加工は、ネジとナットのクリアランスをなくすことで強力な摩擦力を発生させ、緩みにくくする仕組みを持っています。
また、後からの調整や締め直し、増し締めが可能です。ご希望の用途に合った加工を選んでください。。
※サンコーインダストリー様 資料引用
アロック振動ゆるみ試験
繰り返し使えるナイロンパッチ型ねじゆるみ止め加工「アロック」の振動ゆるみ試験の様子です。
「アロック」はおねじとめねじ間の摩擦力により、振動や衝撃からくる回転ゆるみ力に抗うことができます。
高性能なゆるみ止め加工「アロック」をぜひ一度ご検討ください。
ナイロック:「ナイロック」は、ねじ部に特殊なナイロン樹脂を永久的に溶着させて作られる戻り止め製品です。この技術は強力な緩み止め効果を発揮し、宇宙機器、航空機器、原子力発電関連、鉄道、自転車、機械など、さまざまな産業で採用されています。
ナイロックの戻り止めの原理は、ネジ締め付けによって雄ネジと雌ネジの隙間に特殊ナイロン樹脂が入り込み、その弾性反発力が生む摩擦接合力によるものです。
振動や衝撃に対して優れた性能を発揮し、その性能は半永久的に持続します。
また、繰り返し使用することができ、安定した性能を保ちます。
※泰洋産工様 資料引用
「ナイロック」 緩み止めの原理説明
人工衛星や新幹線にも採用され世界が認める戻り止めねじ「ナイロック」 なぜ緩まないのか?
その原理に迫ります。
いろいろ取引先に確認しましたが・・・
ゆるみ止め加工は、基本的には受注生産品になります・・
「アロック」なら翌日には入荷可能そうでした・・・
バラ単位での対応可能です!
個人客のお客様も安心してご購入できます!!
小箱単位なら、さらにお安くできます!!!
この記事へのコメント