ハイテンションボルト・高力ボルトの締付け方
昨日、「ハイテンションボルト・高力ボルトの締付け方」のお問い合わせがありましたのでご紹介します!
高力ボルトの締め付けには、以下の手順があります。
- 一次締め:ボルトを中央部から端部に向かって挿入し、トルクレンチを使って一定のトルク値で締め付けます。
- マーキング:一次締め後、ボルトにマーキングを施します。
- 本締め:専用のレンチを使って、マーキング終了後に締め付けます。
上記の手順に従って締め付けることで、高力ボルトの適切な締め付けが行われます。
高力ボルトの締め付け【建築現場のお仕事編】
【溶融亜鉛(ドブ)メッキ 高力ボルト】
JIS B 1186-2013によれば、「ボルト、ナット及び座金には、それらの品質に有害な影響を与えない潤滑及び防錆処理を施すことができる」となっているが、溶融亜鉛めっきを施したナットには、ねじの勘合をスムーズにするためにオーバータップを施していることと、座金の硬さがJISのF35と異なることから、JISの対象外としています。
※日本ファスナー工業様 資料引用
高力ボルトの長さ選定方法について・・・
部材の接合に用いるボルト長さは、JIS B 1186による首下長さで表し、締付け長さ(締付けられる部材の総厚さ)に “規格編 表2”に示す長さを加えたものを標準とします。
ボルトの長さは、JIS B 1186の付表1「基準寸法」により5㎜ピッチで規定されており、実務上は算出寸法に最も近いもの、すなわち2 捨3 入又は7捨8入した長さの高力ボルトを選定して下さい。
ボルトの長さは、JIS B 1186の付表1「基準寸法」により5㎜ピッチで規定されており、実務上は算出寸法に最も近いもの、すなわち2 捨3 入又は7捨8入した長さの高力ボルトを選定して下さい。
高力六角ボルト、トルシア形高力ボルトともに上記の基準によりボルト首下長さを選定すれば、長さの過不足による締付け不良や、鉄骨面から突出量が過大となって施工上の安全性や耐火被覆の取り付けに重大な支障となることはありません。
また、短いボルトの使用は、ナットに対するボルトねじ部のかかりが不完全となり、張力(軸力)の導入によりナットねじ部に変形を生じて、ナット抜けを起こす原因となりますので使用できません。
くわしくは、こちら「高力ボルトのQ&A」をご覧ください!
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