やはり、木材を使った建築物は美しい!「接合金物」のご紹介!
接合金物 木材建築 新国立競技場 短冊金物 かね折り金物 羽子板ボルト かすがい 木と鉄のハイブリッド構造 山形プレート 筋かいプレート かど金物 ホールダウン金物 ひねり金物 火打金物 アンカーボルト ジベル 箱金物 シャープレート メタルプレートコネクタ はり受金物 Zマーク Dマーク Sマーク
昨日、東京レガシーハーフマラソンを走るのに、「新国立競技場」にはじめていきました!
あらためて、木材の使った建築物は美しいなぁと、どんなネジを使用してるか気になってしまいました。。
注:木材が主役に見える屋根架構だが、実は「木造」ではないそうです。
屋根トラスの構造は建築基準法上、鉄骨造(S造)の扱いで鉄骨部材を集成材で挟み込む「木と鉄のハイブリッド構造」の屋根トラス。
屋根トラスの構造は建築基準法上、鉄骨造(S造)の扱いで鉄骨部材を集成材で挟み込む「木と鉄のハイブリッド構造」の屋根トラス。
そこで、今回は木造建築に使用される「接合金物」のご紹介です!
接合金物
現在の木造住宅では、柱や梁、筋交いなどの継手部分に金物が使用され、接合強度が大きく補強されています。
その補強の為に使用されているのが接合金物です。 補強金物や構造金物とも呼ばれています。
接合金物には、壁の筋交いの端や、柱の頭や脚部、継手や仕口に使われるものなどいくつかの種類があります。
・短冊金物
「短冊金物」とは、梁など木材の接合部の補強に用いる金物のこと。
主に横架材を介して上下階の管柱の緊結に用いられる。
短冊金物は、部材に対して木ねじ止めする、長さ230〜250mm、幅70mm程度の雨水板状の金物で、平金物とも呼ぶ。
主に横架材を介して上下階の管柱の緊結に用いられる。
短冊金物は、部材に対して木ねじ止めする、長さ230〜250mm、幅70mm程度の雨水板状の金物で、平金物とも呼ぶ。
・かね折り金物
「かね折り金物」とは、接続金物の一種で、中央部分で折り曲げてある物のこと。
外壁出隅部に使われる金物で、通柱と梁を接合するために用いられる。
柱の断面寸法に対して2倍以上の長さになるようにしなければいけない。
外壁出隅部に使われる金物で、通柱と梁を接合するために用いられる。
柱の断面寸法に対して2倍以上の長さになるようにしなければいけない。
・羽子板ボルト
「羽子板ボルト」とは、柱と桁、梁と桁のように直角に交わる部材を強力に緊結させるための金具のこと。
片側が棒状で、反対側は平たい形状であり、羽子板のように見えることからこの名前で呼ばれている。
この棒状の部分は、柱などを貫いて留められることから、非常に緊結力が高い。強固に緊結しておくことで、地震や台風の際に木造軸組工法の建物で梁が外れたりしても、脱落してしまうのを防ぐことができる。
羽子板ボルトには、釘を通すための釘孔があるタイプと、釘孔がないタイプがある他、板と棒が平らにつながっているフラットタイプと、棒のほうが少し高くなっている腰高タイプがある。
固定に際してはスクリュー釘を併用しなければならない。
片側が棒状で、反対側は平たい形状であり、羽子板のように見えることからこの名前で呼ばれている。
この棒状の部分は、柱などを貫いて留められることから、非常に緊結力が高い。強固に緊結しておくことで、地震や台風の際に木造軸組工法の建物で梁が外れたりしても、脱落してしまうのを防ぐことができる。
羽子板ボルトには、釘を通すための釘孔があるタイプと、釘孔がないタイプがある他、板と棒が平らにつながっているフラットタイプと、棒のほうが少し高くなっている腰高タイプがある。
固定に際してはスクリュー釘を併用しなければならない。
・かすがい
かすがい(鎹)とは、木材同士をつなぎ合わせ固定するためのコの字形の接合金物です。
木造建築物の大引きと床束、土台と柱、管柱と胴差、小屋梁と小屋束などを接合するときに使用します。
・山形プレート
「山形プレート」とは、建築で用いられる補強のための板のこと。
様々なプレートが使われる中で、V字型になっている物を山形プレートやVPプレートと呼ぶ。
構造金物としてV字型になっていることで、柱や横架材の接合部に用いることができ、これによって、引き抜きの力に対抗させる。
様々なプレートが使われる中で、V字型になっている物を山形プレートやVPプレートと呼ぶ。
構造金物としてV字型になっていることで、柱や横架材の接合部に用いることができ、これによって、引き抜きの力に対抗させる。
・筋かいプレート
「筋かいプレート」とは、筋違を取り付けるときに使われているプレートのこと。
従来工法に対して筋違を用いる場合、釘で留めたりしても、接続は確実に行なわれず、力を受けとめきれなくなってしまう。 そこで、確実にするために、プレート状になった筋かいプレートを取り付けて接続する。
従来工法に対して筋違を用いる場合、釘で留めたりしても、接続は確実に行なわれず、力を受けとめきれなくなってしまう。 そこで、確実にするために、プレート状になった筋かいプレートを取り付けて接続する。
・かど金物
「かど金物T字型」とは、柱と横架材を接合しつつ、補強する構造金物のこと。
T字型をしていることから、かど金物T字型と呼ばれている。 耐力壁がとりつく柱の柱頭や、柱脚を接合するために必要な金物工法である。
T字型をしていることから、かど金物T字型と呼ばれている。 耐力壁がとりつく柱の柱頭や、柱脚を接合するために必要な金物工法である。
・ホールダウン金物
ホールダウン金物とは、地震などによる揺れが起こった際に、柱が土台や梁から抜けないようにするために取り付ける金物のことで、引き寄せ金物とも呼ばれます。
・ひねり金物
「ひねり金物」とは、垂木を母屋や軒桁、棟木に取り付けるための金具のこと。
構造上、耐力が必要とされる部分はいろいろとある。
部材同士をつないだだけでは、構造上耐力が足りないといった場合に、ひねり金物を使い接続していく。
これによって、部材同士の強い接続強度を補強して作り出すことができる。
構造上、耐力が必要とされる部分はいろいろとある。
部材同士をつないだだけでは、構造上耐力が足りないといった場合に、ひねり金物を使い接続していく。
これによって、部材同士の強い接続強度を補強して作り出すことができる。
・火打金物
火打ち金物とは、木造建築物の床組および小屋組の隅角部に用いる構造金物です。
台風や地震などの発生時に、床組みや小屋組みの変形を防止する耐震補強金物の役割を果たします。
1階の床や土台の隅角部に施工するものは火打土台、2階の床や小屋組に施工するものは火打梁と呼ばれています。
台風や地震などの発生時に、床組みや小屋組みの変形を防止する耐震補強金物の役割を果たします。
1階の床や土台の隅角部に施工するものは火打土台、2階の床や小屋組に施工するものは火打梁と呼ばれています。
・アンカーボルト
アンカーボルトは構造用部材や設備機器などをコンクリートに固定するために使われるネジのことです。
地震による機材の揺れや崩壊などを防いだりもします。
地震による機材の揺れや崩壊などを防いだりもします。
・ジベル
橋梁や道路の床鋼板に頭付きスタッドを溶接して立て、さらにスタッドの上に鉄筋床を溶接にて接合し、コンクリートを打設することで強固な結合となります。
鋼・コンクリートとの結合材として、ずれ止め、シャコネクタ、ジベルとも言われます。
鋼・コンクリートとの結合材として、ずれ止め、シャコネクタ、ジベルとも言われます。
・箱金物
コの字形の建築用金物。
柱と梁 (はり) 、小屋束 (こやづか) と小屋梁 (こやばり) などの結合に用いる。
柱と梁 (はり) 、小屋束 (こやづか) と小屋梁 (こやばり) などの結合に用いる。
・シャープレート
ボルトによる木材の割れを抑え、耐力を向上させる金具です。
・メタルプレートコネクタ
メタルプレートコネクターは、文字通り、金属(metal)の板(plate)による接合金物(connector)。
金属板に孔を多数空け、それを釘状に立ち上げたもの。 木造トラスの接合部などに使われる。
金属板に孔を多数空け、それを釘状に立ち上げたもの。 木造トラスの接合部などに使われる。
接合の際は、工場でのプレス加工が必要となる。
・はり受金物
梁同士を接合する金物です。
金物の下部がカットされている為、基礎に干渉せずに取り付けることが出来るので、大引き受けとしても使用することができます。
金物の下部がカットされている為、基礎に干渉せずに取り付けることが出来るので、大引き受けとしても使用することができます。
筋かい金物には、公益財団法人日本住宅・木材技術センターが定める接合金物規格のZマーク表示金物、同センターで性能試験を行いZマークと同等の品質・性能と認定されたDマーク金物(同等認定金物)、公的評価機関によって品質・性能を確認したSマーク認定金物の3タイプがあります。
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