宇宙ねじ

世界全体の宇宙ビジネスの市場規模は、日本円にしておよそ40兆円です。

この10年間で倍近い成長を遂げていて、このまま続けば20年後には100兆円市場を越えるまでに成長すると言われています。

そこで、「宇宙で使用されるネジ」について調べてみました!

まっさきに思いつくのは「ISS(国際宇宙ステーション)」

ISSではネジの規定は特に定めていませんが、
ユニファイネジ(インチネジ)が多く使われています。
ユニファイネジは航空機などに使われるネジです。

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SPSアンブラコは1961年の日本進出以来(日本法人登記は1984年)、米国SPSテクノロジー社の子会社として、
SPSグループの生産する宇宙航空機用ファスナーを防衛庁、プライム・マニュファクチャラーの重工各社及び関連メーカーへ販売し、
日本のマーケットに常に最新の技術情報を提供してまいりました。
また、「アンブラコ」ブランドの六角穴付きボルトは、SPSが開発して以来約100年、現在でもねじ業界のスタンダードとして、
ユーザーである工作・建設及び各種産業機械分野の発展はもとより、日本のねじ業界の発展にも大きく寄与しております。
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※参考:航空機に使われる規格

航空機に使用される金属材料の種類は非常に多く、またその規格も多様です。
代表的な規格としては、次に示すようなものがあります。

MSNASAN、SAE、AMS、AISI、ASTM、MIL、FS、JIS、BS、DIN
NAS国際航空宇宙規格(National Aerospace Standard)
航空宇宙システムと部品類の使用決定、設計および保守のために航空宇宙産業で使用される。

※SPSアンブラコ様 資料引用



また、国際宇宙ステーション「きぼう(日本の宇宙実験棟)」接続するネジを作ったのが

大阪府大阪市にある中小企業株式会社SDC田中

同社が開発したチタンやステンレスの表面を硬くする技術は、

環境の厳しい宇宙空間でも長期間におよんでネジの腐食や摩耗を抑えることができるそうです。

【CAPボルトの材質各種一覧】

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※サンコーインダストリー様 資料引用



また、人工衛星等の宇宙で使用されるには、規格や材質に加えて

振動や衝撃に対しての恒久的な戻り止め機能が重要です!

そこでご紹介したいのが、
「米国軍事規格 (MIL)。 国際航空宇宙規格 (NAS)認定品」の
ナイロック

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※泰洋産工様 資料引用




アルテミス計画(ギリシャ神話で太陽神アポロンの双子として登場する月の女神)」は、

継続的に月で活動を行うために、月軌道プラットフォームゲートウェイ(月周回軌道上に建設予定の国際宇宙ステーション)や

月面拠点の建設も計画されています。

月面拠点の建設には、たくさんの建設資材が必要です。。

しかし、一度に打ち上げられる資材の量は限られており、

何度もロケットを打ち上げていてはコストが膨大になります!

その問題を解決し、月面拠点建設で重要な役割を担うのが3Dプリンターです!

月表面の砂礫(レゴリス)を建設資材の主原料とします・・・

すでに、月の粉塵からネジや歯車を生成する3Dプリント技術を開発されているようです。。

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