めっきの表記について(Ep-Fe/Zn5/CM2)
先日、お客様からの見積依頼で
めっきの表記で「Ep-Fe/Zn5/CM2」とありました。
今回はこの表記について!
Ep・・・電気めっき
Fe・・・鉄
Zn5・・・亜鉛めっき5μm厚以上
CM2・・・有色クロメート処理
Fe・・・鉄
Zn5・・・亜鉛めっき5μm厚以上
CM2・・・有色クロメート処理
になります。
亜鉛メッキは下記のような種類があります
光沢クロメート→CM1
有色クロメート→CM2
黒色クロメート→bk
有色クロメート→CM2
黒色クロメート→bk
まず、電気めっきについて
(電気めっき)
電解液中で金属材料の品物をマイナス極に通電し表面に金属を付着する方法。
密着がよい。厚さの調整が可能"外観がよい.めっきの種類が多い。
多量生産ができる。
(例)亜鉛めっき。ニッケルめっき。クロームめっき等
電解液中で金属材料の品物をマイナス極に通電し表面に金属を付着する方法。
密着がよい。厚さの調整が可能"外観がよい.めっきの種類が多い。
多量生産ができる。
(例)亜鉛めっき。ニッケルめっき。クロームめっき等
つぎに電気めっきの一つである「亜鉛めっき」について
(亜鉛めっき)
鉄素材に亜鉛めっきをすると亜鉛が自ら腐食することで鉄素材を守ります。
しかし、亜鉛はそのままでは変色や腐食しやすいのでクロメート処理をする事で防錆効果をより高めます。
鉄素材に亜鉛めっきをすると亜鉛が自ら腐食することで鉄素材を守ります。
しかし、亜鉛はそのままでは変色や腐食しやすいのでクロメート処理をする事で防錆効果をより高めます。
(クロメート処理)
クロメートという言葉には二つの意味があります。
一つはユニクロやクロメートなどのめっきの名前。
もう一つは亜鉛めっき等の表面に施す化成皮膜の名前でクロメート皮膜と言います。
またクロメート皮膜を施す処理をクロメート処理と言います。
(亜鉛めっき+クロメート処理)
・クロメート処理とはクロム酸を用いて亜鉛表面に非常に薄いクロム酸と亜鉛の化学皮膜を作り、亜鉛を錆から守る処理のことです。
・クロメート処理の目的
①亜鉛めっきの白さびの発生を防ぎ、鉄素材の赤錆発生までの時間を延ばす(耐食性向上)
②外観を美しくする
③指紋等汚れをつきにくくする
④塗装との密着性をよくする
③指紋等汚れをつきにくくする
④塗装との密着性をよくする
※サンコーインダストリー様 / 三和メッキ工業様 資料引用
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